四季盆栽


現在制作中です。内容は随時更新していきます。


四季盆栽

姿形にこだわることなく、四季折々自然のままに育つ様子を観察する四季盆栽の数々。


盆栽の春

桜(湖上の舞)

真柏(糸魚川真柏)

紅葉(獅子頭紅葉)


・盆栽の夏

・盆栽の秋

・盆栽の冬



盆栽の育て方

自然に植わっている木には、自然の育て方があり、盆栽は盆栽の育て方がある。同じようには育てることはできないが、よく観察し、手入れを怠らなければ、自然に植わっている木と同じような風貌を見せてくれるものである。


・盆栽の植替え

ほとんどの植物は、成長を弱める夏や冬はできるだけ避けて、芽吹きはじめる春に植え替えることが多いものの、根を切られ不安定な状態で雨風にさらされる状態はあまり良い状態とは言えない。植え替えたあとはできるだけ雨風や霜、積雪にさらされないような場所で管理する。元肥に関しては園芸では良くあることだが、盆栽に関しては元肥を与えることは根の負担になると言われている。しかし、緩効性肥料などであれば緩やかに効果を示すため、根の育ちをサポートすることにつながる。程度を考える必要があるものの、元肥を施すのは盆栽にとっても効果を示すものだという認識を持って差し支えないように思う。植え替え時期に関して、根頭がんしゅ病を発生させやすいバラ科の植物などは、秋に行う場合もある。盆栽に使用する培養土は、基本的には硬質赤玉を使用する。ほとんどの植物は単用でも良いが、植物の育ち方に合わせて富士砂、山砂、川砂、くん炭などを混ぜて使用する。底石は大きな鉢に植える際は、水捌けを良くする効果を示すが、小さな鉢に植える場合は、串などで隙間埋めをする際に培養土と混ざってしまい、水捌け効果の意味はあまりもたなくなるので、底石を入れる必要はない。


・盆栽の肥料のやり方

盆栽の肥料は、徒長枝が強く伸びたり、葉だけが緑の強さを増しているようであれば肥料過多。葉色が悪くなったり、枝がれが増えているようであれば肥料不足。この程度は経験を積み重ねる以外に程度を知ることはできない。常日頃植物の成長を観察し、変化に応じで施し方を変えていくことが大切。肥料の種類は様々あるものの、園芸のように堆肥や腐葉土などを培養土に混ぜる必要はなく、固定肥料を真夏や真冬を避けて施すようにする。小さな鉢の中での肥料は肥料過多に陥りやすいので、緩効性肥料を毎月適量施せば問題が起きることも少ない。植え替え後に苔の張りを良くしたいのであれば、少量の薄めた液体肥料を霧吹き等で吹きかけるようにすると苔の育ちを良くするのに役立つ。実生から苗を育てていくのであれば、肥料を使うと枝数を増やすことなく天に向かって強く伸び続けてしまうので、1、2年の間はできるだけ自然の力で成長させていく。


・盆栽の水やり

盆栽の水やりは、季節によっても変わってくるもので、特に回数に関しては、鉢の小さなものほど乾きが早まるので、こまめに観察しておかないといけない。乾いてからやるのが基本と言われるが、植物ごとに多湿を好むものもあれば、嫌うものもあるので、好みに合わせた水やりを施す。春は芽吹きと同時に水やりのペースも増えていくことになり、夏になると日照りが強くなるから自然と土も乾きが早くなる。とはいえ、梅雨時には多湿状態が長期間続くため、多湿を嫌うものに関しては、雨除けをしたり、水のやり方には十分に注意する。残暑を過ぎて秋に入ると、春とは似つかないものの、緩やかに成長を再開させるので、以外にも乾きやすいこともある。葉が紅葉し、その後落葉し出す雑木類などは、乾きにくくなるので、しっかりと土が乾いたのを確認して水をやるようにする。どの種類も、水を施したくなったら一日おいて、翌日にあげるくらいが盆栽にとってはちょうど良いとも言える。


・盆栽の剪定と芽摘み

盆栽の剪定の目的は、満遍なく日が当たるようにするためである。若木の頃に強い剪定を施すと、みすぼらしい姿になってしまう。枝を整えていくのは、老木になってからでも問題はないので、若木のうちは自然のままに伸ばして芽吹きの様子を楽しむと良い。芽摘みに関しては、最も節の幅が細かい枝元からふた節くらいのところで、春の終わり頃までに伸び切った芽を一度摘み取り、秋頃は伸びた二番芽を再度摘むようにする。自然のままに枝を残していても、日差しに向かって枝は伸びていくので、針金を使って模造品のように枝を作るよりも、自然の姿を楽しめる。花物や実物類などは5月以降から花芽が付き始めるので、春の終わり頃にふた節目くらいのところで芽摘みをすると、間伸びせずに節の細かな状態を維持しつつ花芽を付けさせることができる。木瓜は決まった枝だけが間伸びするので、完全に伸び切ってから秋頃までに2回ほど芽摘みする。松類の芽の長さを均等にするには、7月ごろに全部の芽を摘み取って、ふた芽残しになるように芽摘みして二番芽で樹形を維持する。


・盆栽の増やし方

盆栽を増やすには、挿木や取り木などがある。接木はどうしても継ぎ目に傷に違和感を感じやすくなってしまうので盆栽には向いていない。挿木をするのであれば、まっすぐに間伸びした枝を使うと、後になって後悔することになるので、剪定した際に出る形のおもしろいものなどを挿しておけば、小さい素材ながらも古びた姿を楽しめるようになる。秋頃に挿木すると、春の成長を始める前に根を伸ばす準備を整えられるのでおすすめ。取り木を行う場合は、春先か梅雨頃に行うと成功しやすい。


・盆栽の保護

夏場の直射日光や冬場の寒波、積雪は枝折れや枝がれの原因につながるので、軒下に移動させるか、発泡スチロールや風よけになるような保護材の中で保護をする。温室などで保護する場合は、春になっていきなり外に出すと芽が動いているものは寒さにさらされて枯れてしまうこともあるので、短い時間で外に出すなどして、徐々に気温差に慣らしていくようにする。それ以外の基本的な盆栽の置き場は、地べたに置くようなことはせずに、風通しが良く、日中に満遍なく日が当たるような場所を使う。


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