「実現性のある本物のビジネスを始めよう」その3

第三章 クリエイターとしての実績づくり
>オススメの案件
ここからは実際に仕事を獲得するために、クラウドソーシングサービスを対象にオススメの案件について話していく。
なお案件に提案する際はタスクやコンペではなく、プロジェクト案件より多く提案するようにしよう。
タスク案件では単価が低いし、実績になるほどの内容でないものがほとんどだ。コンペに関しては、提案事例は残るものの採用されなければ、制作までにかかった時間を取り戻せないし、その制作期間中は無収益状態になり、効率も悪いのであまりお勧めはできない。
・ウェブサイト制作
企業や個人事業のホームページ作成や、部分的なコーディング作業がメインとなっていて、サイト制作するにあたって、ワードプレスなどを導入するクライアントに対応できるスキルやアドビソフトを使い方などを身につけておく必要がある。
クライアントの中には、こちらがドメインやサーバーなど準備を求められることもあるので、その辺の知識も学んでおこう。
・ライティングページ制作
ウェブサイトと違って1ページにまとめられたサイトの中にクライアントが伝えたい商品やお店のことを知ってもらうためにコーディングを行う。
目的は集客や誘導サイトへのコンバージョンの獲得、問い合わせ数を増やすためなど様々で、それらに適した内容のものを作成することが求められる。
ウェブサイトよりも必要なスキルは多くないため、副業としてもチャレンジしやすい案件として多くの人が提案している。
・ウェブデザイン
ウェブサイトを制作するには全体をマークアップ言語で雛形を形成させていくコーダーと、イメージ画像やアイコン、背景などをデザインするウェブデザイナーとに分かれて制作する。
ウェブデザイナーの中にはコーディングも込みで対応できる人もいる。そういう人はコーディングもデザインもまとめて案件を引き受けることができるので、有利になる。
ウェブサイトを制作する上で素材サイトのものを使うケースが増えてはきているが、専属のデザイナーとなればクライアントとの信頼関係を直接的に築くことができ、継続案件にも結びつきやすい。
・記事作成
クラウドソーシング使った案件の中で、実績づくりとしては一番ハードルの低いものではないだろうか。
しかしハードルが低いからといって誰でも案件を取れるわけではない。
専門分野の記事作成となれば、当然その分野の知識に長けている人が選ばれやすくなる。
リサーチして集めた情報でまとめられた記事よりも、実体験による内容の方がメディアを運営するクライアント側からしても役に立つだろう。
こういう点から考えると、ライターという仕事は文章を書くことが得意なだけでは成り立たない仕事でもある。
ライターとは自分の実体験を元に言語化し、記事を作成していく仕事ができて初めて成果を出し始める。
・動画編集
動画編集はフリーランスにとって一般的な仕事となりつつある。
昔はテレビしかなかった動画メディアがユーチューブによって、新たな時代を築いていることから、使われるデバイスに合わせて、動画を編集できるスキルが求められている。
テレビ番組の製作会社に勤めていたりすれば、元々のスキルを活用できるのではないかとも思うが、実際はそう上手くもいかないらしい。
最近の動画メディアというのは、いくつかの基礎ポイントがあり最低でもそこを抑えつつ編集することが求められているようだ。
ここでは詳しいことは話さないが、元々ユーチューブ動画をよくチェックしている人や、動画配信をしている人にとっては始めやすい仕事かもしれない。
・ユーチューブ漫画
ユーチューブ関連のもう一つの仕事として漫画制作がある。
最近漫画広告を見かけることはないだろうか。あれがクラウドソーシングを使って外注して制作したものに声を吹き込んで動画として公開しているのだ。
制作は主にイラストレーターや漫画家志望者などが多い。敷居でいうとアニメ絵が描けるのであれば、あとはシナリオに合わせてコマ割りすることができれば、それほど難度は高くないだろう。
だが思いの外クライアントからの指示が厳しかったり、イラスト制作事情について疎い人も多いため、プロジェクトに加わる際には予め打ち合わせをこまめにしておくことをお勧めする。
続きはnoteで。