時間を大事にする。そして、お金を稼ぐ。

・ハルがはじめて去勢手術やヘルニアの治療のために入院をした。手術は1時間程度で終わり、動物病院に預けた翌日にハルは我が家に帰ってきました。人懐っこい子だから看護師の人たちとも仲良くやれていた様子だったけれど、やっぱりいつもと違うところでのお泊まりは不安だったようで、家に帰ってきたその日のお昼ごろから、なんだか落ち着きのない様子を見せていました。どうやら近くにいると安心してくれるようで、その日は一日近くで様子を見ていることにしました。そうするとハルも安心した様子で、甘えてきたり、眠ったりすることができているようでした。犬と言えども、人間と同じように感情を持っていて、不安とか不満を態度に示そうとする。それは時に人以上にまっすぐな気持ちを届けようとするのが伝わってくるのです。

・家で仕事をできる環境を作りはじめてから3年以上は経っているのだけれど、ハルがきてようやくその環境が作られていることに気づきます。それまでの間は、家にいながらまずはとにかく子どもたちが安心して学校に行けるようにしようと心がけていました。もちろん妻の協力があっての環境づくりです。ひとりでそんな生活を作れるわけもありませんから、当然お金の問題も一緒になって解決させています。そのうえで、ハルが我が家にやってくるということは、僕の中でも長年の夢というか、自分の中で抱えていた「時間を大事にできない生き方」というのを取り払ってくれるものだと感じています。というのは、会社で働いていると、子どもたちもハルのことも満足に見てあげることができません。「そんなこと当然だ」とほとんどの人は言うでしょう。だって、働かないとちゃんと食っていくことができませんから。でも、そのために多くの時間を犠牲にしなくてはいけないことに、僕は何年も何年もずっと苦しんできました。それはおそらくですが、自分の父親から受けた環境によって作られてしまったトラウマだろうと言う気もしているのです。父は毎日夜遅くまで残業をしたうえに、職場の同僚と居酒屋に通い続けていて、帰ってきたことにはいつも泥酔して、深夜に帰宅することが多かったのです。しかし、仕事ができる方ではあったので、会社からの信用は厚く、時々海外出張などにもいくことがありました。年に一度入っていたかな。ですが、そんな働き方を続けた結果、父は精神的に病みそうになり、その職場を辞めてしまいました。母からの話では、上司からのプレッシャーに耐えられなかったとか、自分のお店を持ちたい(飲食店)などの願望があったのだそうです。父は自分がやりたかったことに素直に従った結果、自分の事業に失敗し、親は離婚。家を出て、今はどうしているのか分かりませんが、おそらく自分のやりたいことを相変わらずやっているような気がします。

・僕にも当然父と同じ血は流れてるので、自分の好きなことをしようとするのは変わらないようです。しかし、事業を立ち上げるにしろ、やっぱり結果は出さないと生活していけないし、会社に頼らずに生きていくと言うことは、ちゃんと自分の頭で考えられるだけの知識と技術を身に付けなくてはいけない、ということは常々意識を持つようになりました。そのおかげでというのも変な話ですが、今僕は個人事業をなんとか成り立たせて、こうして子どもたちとハルを家で見ながら仕事をすることができています。妻は会社で働いているので、僕が家のことを中心にやることになるのですが、世間はそのような関係性を受け入れるだけの考えを持ってはいないようです。相変わらず、外で誰かしらと話せば、夫が家のことをして、妻が外で働く。日本文化の真逆を進む我が家の環境を理解できる人はあまりいません。ですが、そんなことはほんとどうでも良くて。大事なのは、「時間を大事にすること」だと思っています。それができるようになるために、僕は何年も時間をかけてきましたし、これからもそのためにいろんなことを学ぼうとします。だから、時間を大事にできていない人とは意見が全く合いません。プライベートな時間を犠牲にしてまで、お金を稼がなくてはいけないような生活は作りたくはないのです。プライベートを大事にするために、どんな働き方を作っていけば良いのか。それは多くの人たちが考えていることだとは思うのですが、やはり会社に勤めている限りは解決させることはむずかしいでしょう。だから僕はこうして個人事業主として事業を立ち上げ、お金を稼ぐのです。それは、父がやろうとしていたことと少し似てはいますが、「お金を稼ぐ」という部分で大きく異なります。「どうすればお金を稼げるのか」が抜けている事業なんて、なかなか事業としては成り立たないものです。顧客のことを考えることも大事だし、自分に素直に生きることも大事。でも、それは「お金を稼ぐ」を守れていなければ、何も大事にできないという厳しい現実があるものなのだと思うのです。

今日もこのブログを見にきてくれてありがとうございます。犬ってほんとかわいいんだよ。誰だって親バカになってもおかしくない。だってかわいいものはかわいいんだから。

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