実力主義

ここ最近というのは、Djangoの使い方をとにかく空き時間に勉強して、他の時間はライティング作業に明け暮れるような生活を半年くらい続けていて、来年からはAWSの勉強も進めていく予定なのですが、お金を稼ぐということに関しては、フリーランス生活をはじめて2年。今のところ毎年売り上げ更新できてはいるのですが、そろそろ節税対策についても勉強もはじめようともしているし、まぁとにかく勉強漬けの毎日に変わりはないのです。というのも、既に就職して働いているプログラマー、エンジニアの人たちは勉強なんてしなくても、自然と仕事をこなす中で技術も知識も身につけていける環境を手にしているわけなのですが、その代償として多くのプライベートな時間を犠牲にしている場合もあるはずで。僕はどうしてもその時間が惜しくて仕方がなかったし、別に就職できるだけの経験もないから、すぐに就職できるわけでもないのだけれども、そのぶん他の人たち以上に勉強だけは続けていようと思い続けている。とにかく実力主義でいこうと。知識と技術を実務経験者以上にまで押し上げていけば、僕を雇うか雇わないかを決めるのは経営陣もしくは人事、採用の人たちなのだから、そこからはどうすることもできない。だけど、日本の経済状況的にも開発者は不足しているのに、知識も技術も向上し続けている人材をいつまでも放っておいて良いのだろうという疑問はある。だって、世の中別に就職しなくても楽しそうにコードを書いて暮らしている人がたくさんいる。なのにサラリーマンはいつまでもPHPとかJavaにばかり時間をかけている。PythonやPerlといった言語がどれだけ自由度が高く、また時代の変化にも対応しうるだけの機能性、柔軟性を持ち合わせているのかということを本当に理解した上で開発を続けているのだろうかという疑問もある。シアトルで働いているデベロッパーなどからしたら、もう何年も前からAWSとPythonでの開発は当たり前になっている。いずれ Pythonを超えるような開発言語が生まれるのだろうけれど、とはいえPHPやJavaに依存し続けている状況はあまりよろしくないというのが、個人的な見解でもあります。僕はそれほどの職務経歴もなければ、開発レベルも大したことはない。それでも誰よりも新しい働き方というものを取り入れようと考えているし、そのための勉強も人一倍続けていようと思っている。いつも隣で支えてくれている愛妻からすれば、頭のおかしなやつだという捉えられ方をしてしまうほど、僕は過集中型の人間で、ゴミの回収日にゴミを捨てるのを忘れてしまったり、1時間前にはなしていたことさえも、なにかに集中してしまえば、全て忘れてしまう。そんな人間に職務経歴が積み上げられている人からしたら文句を言われる筋合いはないのかもしれないけれど、経験ではどうにもできないことが、実力主義者にはできるという場合は結構あって。僕はそういう経験だけは人一倍こなしてきた。アルバイト先でどの支店よりも先に自動発注を取り入れるために仕組みづくりをはじめていたし、出勤退勤の管理をするためのデータ管理をパソコンでやるというところでは、説明もなしに操作できていたし、ほとんどの場合、パソコンによる業務の遂行に関しては、数回説明を受ければ、すぐに多くの経験者たちより仕事をこなせるようになっていた。あぁ会社の業務ってある程度の流れを知ってしまったら、そこからはすぐに「ベテランみたいだね」なんて適当なことを言われるような場所なのかとさえ呆れることもよくあった。できる人間には経験者もなにも言わずに仕事を振り続けるようになる。なんでそんなにできるのかと。そんなの理由もないし、ただ過集中型だから、短時間で記憶する量が他の人以上に優れているとしか言えないのだけれど。とはいえ、フリーランスになってからも収入ゼロの状態から、なんとかマークアップ言語やらWordPressの導入を学んで、半年くらいから利益を作れるようになっていた。ほんとあの頃は死んじゃうんじゃないかと思うほど、なにも考えずに毎日寝る間も惜しんで勉強していたなぁ。妻ともよく喧嘩をしていたし、その頃の記憶は今となっては良い思い出話に変えられるようにもなったけれど、その頃の過集中ときたら、目の前のことしか考えられていない状態だったから、そりゃ一気に成長スピードも上がるよなという自覚もたしかにあった。妻からしてもあの時間があったから今があるということを納得もしているようで。そんなこんなで、職務経歴なんてなくても仕事は作れるものだということを、その半年のあいだに経験することができたのはものすごく大きな収穫になったのはたしかで、その経験がなかったら今でもアルバイト生活をまたはじめていたかもしれない。

フリーランスという生活。そう簡単なものでもないし、日本の社会はいつも冷たい目でフリーランスを見つめてくる。「本当に稼げるのか」とか「就職しなくて大丈夫なのか」なんてことをいつも目で伝えてくる。言わなくても分かるのは、僕の場合10代の頃から気分が悪くなるほど言い続けられてきたから。それでも僕はフリーランスという道を決断したことに後悔はないし、今でも食いつなぐことに必死ではあるけれども、それはそれで自由な時間を有意義に使うことができるので、家族のためになることを考える余裕もあれば、自分のために使い時間を確保することもできる。たしかにお金持ちにはなれないかもしれないけれど、ちゃんと実力主義をモットーに仕事を作り出すための時間を確保できるのは大きい。とはいえお金を稼がなくちゃなとは思う。お金があった方がもっと楽しい時間を増やし続けることができるから。家族になにも考えずに欲しいものを買ってあげられるから。だから僕はここ最近いくつかのエージェントに登録するなんてこともはじめた。プログラマーの需要をたしかめる目的もあれば、市場についての情報をたくさん集められるだろうという考えがあったからだ。その考えは間違いなく、多くの情報を得られることができている。どんな言語は多く使われていて、自分が使いたいPythonはまだあまり企業は取り入れていないということ。でも、ベンチャーなどの若手企業のあいだでは少しずつ Pythonを取り入れている企業も増えつつあるし、AWSも確実に導入が進んできている。そういう事例が増えれば、日本でも最新の技術を活用する機会は増えてくるだろうという予測をしている。日本と海外の開発環境は悲惨なほどかけ離れている。ハードを使った環境構築がいつまでも続けられるわけもなく、時代はクラウドを活用した環境構築に移り変わっていくし、OSはそれに伴って柔軟性を得られるような言語を使用することが望ましくなる。WindowsでLinuxをインストールして使うのか、Macで元々組み込まれているUnixを使うのかなんて考える必要もなく、自分が得意とする仕組みを組み立てるにはどの言語でどのクラウドを使いべきか自然と見えてくる。できるだけたのしめる時間を増やせるように。できるだけ家族との時間、夫婦の時間、こどもたちとの時間を安心して過ごせるように。ただそれだけを願って、自分の実力で仕事を作り出していけるようにするには、他人任せではいけない。思っている以上に勉強を続けてさえいれば、やるべきことはまだまだあるということが見えてくる。こどもたちにもそうやって自分の力で突き進んでいる背中をなんとなくで良いから感じ取ってくれたら良いのだけれどなぁ。

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