仕事を育てる

 「仕事を育てる」という考えは今までにない考えだなぁと、ふと思った。当たり前に会社に行けば仕事が用意されている人にとっては、意味のない言葉かもしれないけれど、会社に頼らずに働こうとする人からすれば、畑仕事も「仕事を育てる」だし、盆栽を育てるのも「仕事を育てる」ということになると思う。自然のものだけではない。デベロッパーならビルド、テスト、リリース、リファクタリングなんて流れも「仕事を育てる」な感じがする。まるで柿がみのるまでの年月を、じっくりと時間をかけて育てていくように、仕事だって結果を出せるようになるまでは、たくさん勉強して、実践を積み重ねながら、たくさん失敗も繰り返して、何が良い結果に結びつくのかという答えをひとつひとつ拾い上げていく期間が必要なのではないだろうか。そう考えると、短期間ですぐにみのる柿が無いとすれば。仕事だってあり得ない話なのではないだろうか。簡単にみのる柿も無いし、誰にでも作れる柿なんてものも無い。もしそうなのであれば、失敗を繰り返しながらも「仕事を育てる」ということは誰でも体験できるものであり、むつかしさを感じながらも楽しめるような時間になるのではないかとも思う。


 畑で野菜が作れる人は、スーパーで野菜を買う必要もなくなる。家で仕事が作れる人もまた、会社で仕事を買う必要もなくなるはずなんだよな。

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