プログラマーに必要な集中力


集中力というのは、どんな職業にいても必要であり、学生だろうと、社会人だろうと、目の前のことに集中しなければタスクを片付けていくことができない。では、どうすれば集中力を高めていけるのかというのが、多くの人の悩みでもあるのではないだろうか。プログラマーであれば、一人で作業できるような囲われた空間が必要かもしれない。雑音の多い場所を避けなければ、常に誰かしらから声をかけられ、その度に毎回集中しなければならなくなり、無駄な時間が増えてしまう。それではコードの打ちミスは増えてしまう恐れがあるし、頭を使う仕事であればなおのこと一人で作業に没頭することを好む人は多いはずだ。だからこそほとんどの人は常勤からリモートに変わった途端に騒ぎ出すのかもしれない。自分のルーチンは崩れてしまうし、家のことも気になって作業に集中できない。だから静かなカフェにでも出かけようとする。だけれども、昼頃になればマダムたちがこぞって群がって女子会を開き始める。そんな場所で作業に集中できるわけがない。では、縫い物をしようと考えているのであればどうだろう。手先に癖が馴染んでいれば、誰かと会話しながらでも手作業を進められるかもしれないし、絵描きでも同じことが言えるだろう。だが、プログラマーはそんなふうにはいかない。細かなコードを書き続けるには、それなりの集中する時間と空間が必要になるのだから。なのにどうしてか、スティーブ・ジョブズは誰もがすれ違えるような職場環境を設計してしまっていたし、そこで働くエンジニアのスティーブ・ウォズニアックほかエンジニアたちはとてもじゃないが集中できるような環境ではないと考えていた。もちろん、アイディアを出し合う場としては、かなり優れていただろうし、デザインセンスやビジネスセンスの優れていたであろうジョブズにとっては絶対的に必要としていた環境に違いない。だが、一人のトップの人間が考えていることが、全ての人に当てはまるわけではない良い例である。プログラマーやエンジニアたちは、必ずと言って良いほど、作業に充てる時間は孤独な空間を好む。常勤者であってもだ。開発者たちの中でもヘッドフォンを使用している人が多いことにも納得するだろう。それほどまでにプログラミングという作業は集中力が必要であるということになる。とはいえ、その集中力も短期間で高めすぎるとストレスを増やす原因にもなってしまう。だからこそたまにコーヒーブレイクを挟むことで、リラックスできる時間を作り出し、また作業に戻ることでストレスを解消した上で、より集中力を高めることができるようになるのだ。そのような工夫がプログラマーには絶対的に必要であるということだ。もし仮に永遠と誰かと会話を楽しみながらコードを書き続けている人がいたとしたら、本当にその人の書いたプログラムの信用性が高いのかどうか、一度考える必要があるかもしれない。そのコードの中にバグは潜んでいないだろうか。いや、孤独な空間の中で作られたプログラムでさえ、必ずバグは生まれるというのに。

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