プログラマーにも必要なソフトスキル

 プログラマーとして(というよりも今はライター業に専念しているのだけれども。)顧客との関係をできるだけ維持するために必要なことというのは、時間的なことで言えば、例えば「最短で◯日までに仕上げます」とか、金銭的なことで言えば、「今回は敗けて起きます」と言ったことの割合が多いように感じるのだけれど、その類のコミュニケーションで本当に大事なのは、実際にところは、「どれだけ柔軟に相手への対応を続けられるのか」ということではないかと思うのです。

 仕事というのはときには一人でやれることもあれば、複数人で仕上げなくてはいけないこともあって、これまでの経験上、一つのプロジェクトに対して、個人的な知識では補いきれない仕事になると、上司が参加したり、プロジェクトマネージャー的な存在の人が突然仕切り始めたりすることもたまにあります。そんなときは人が代わるごとに、また段取りのやり直しが起きることもあって、これがまた面倒でもあるのです。ですが、ある程度時間的なことや金銭面で、多めに見積もっておけば、大した損害もなく仕事を進めることもできるということが、だんだんと理解できるようになってきた今だから言えるのは、顧客のわがままだろうと、理解のできないようなことであっても、とにかく「納得できるまで付き合いますよ」という姿勢を見せることが大事なのかもしれない、ということです。ですが、これがなかなかむずかしい。

 「納得できるまで付き合いますよ」は、時間や金銭的なことをかなり度返しする主張でもあって、自分には何のメリットもなかったりするように感じてしまう。だから、いつまでもダラダラと顧客の要望には答えられはしないといったところなのです。ですが、結果的には、顧客の納得できるところまでお手伝いをしていると、そのうち顧客との間で信頼関係が生まれ、ひとつの仕事が片付いても、「またこの人に仕事を頼みたい」という気にさせる効果はやっぱりあると思うんです。でも、何かと効率重視の世の中です。みなさん、そう気長に仕事をやっていられるわけでもありません。つまり、効率を重視せず、顧客との関係維持に努められるというだけでも、差別化を図れるということになるのです。これはかなりビジネス的にも重要なポイントではないかと考えていて、今までは知識や技術だけに注目が集まっていたのが、何だか最近は、「どれだけ自分のことを理解しようとするか」とか、「どれだけ指摘にも対応してくれるか」ということにフォーカスが当てられているような気がします。それというのはつまるところ、「ソフトスキルが重要である」ということになるのではないかと考えるのです。

 ソフトスキルのひとつとして、コミュニケーションスキルが考えられています。そのコミュニケーションスキルの中でも特にこれから重要になるのは、「どれだけ顧客の要望に応えることができるのか」です。とはいえ、何でも聞いていれば良いというわけでもありません。自分のキャパを超えてしまうものに関しては、潔く「できません」と答えなくてはいけないし、自分が対応できるものに関しては誠心誠意応えようとする、そんな姿勢が大事なのだと思うのです。(ライターでいうところの、「大事だと思うのです」ではなく、「大事なのです」と言い切るように修正する、といった感じ。)かなり細かい指示を出されても、嫌な姿勢を見えず、淡々とこなすだけでも意外と信頼関係は築ける時代なのかもしれないなという気はしています。当然、人によって価値観や考え方は違いますから、誰でも上手くやれるとはいかないかもしれませんが、そうであってもいかに利益を増やしていけるのかを考えたときに、これからはコミュニケーションが重要なのはたしかです。

よし、最後は言い切って締めることができたぞ!

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