プログラマーが考える個人事業主としての事業の作り方


「個人事業主になる」ということは、自分の仕事の全責任を請け負う覚悟が必要です。ですが実際にはフリーランスになるにせよ、誰かと起業するにせよ、その責任の部分において覚悟ができていない人が多すぎるんじゃないかと思うことがあります。その覚悟というのは、あらゆる物事を決断することであったり、意思決定を行うことでもあったり、場合によっては周囲からの意見を受け入れることでもあります。そして、仕事になるだけの知識と技術を常に向上させ続ける努力も必要です。そのような覚悟をしっかり保つことができさえすれば、ネットの情報なんかに左右されないはずだし、自分で決断したことをまっすぐに進めていくことができるはずです。

僕は、「フリーランスになる」と決めた理由として、家でのんびり毎日過ごしたいとか愛犬たちとの時間をとにかく大事にしたい、会社や余計な人間関係なんかに、この貴重な時間、お金などを無駄に消耗したくないと考えていました。そして愛犬との別れを経て、余計にその意思決定は重要であることを自覚しました。僕一人では考えられないことだったはずで、愛犬たちのおかげで、そのことに気付けたのです。みんな当たり前に決まった時間に会社に向かい、自分を殺して相手を傷つけて、自分を守ることにばかり必死になって、結局何ひとつ守ることなんかできていません。自分達の子どもだって、子犬や子猫なんかだって家で一日ずっと留守番をしています。病気であろうと怪我をしていようと、働かなければ生活できないのですから。でも、僕は自分の生活と大切にしたいものを天秤にかけたとき、大切にしたいものをどうしても守れるようになりたかった。だからフリーランスとして自由に働けるようになって、大切なものをちゃんと大切にできるようになろうと思ったのです。専業主婦の人たちとの違いは、家でも仕事ができるようにすることです。もちろん家のことをやりながらですが、必要最低限の生活を確保できればそれで十分。あとは大切なもののためにお金を使えるようにします。妻が転職したいときにはあっさりと転職することを薦め、どうしても欲しいものがあればお互いにポチります。愛犬が怪我をしたときでも迷うことなく病院へ駆け込みます。

個人事業主として事業でどれだけの稼ぎが必要になるかを考えるのであれば、自分が大切にしたいものにどれだけのお金が必要かということから逆算していきます。もちろん最低限の生活資金も加えた上で、税引き後にいくらお金(資産)が残っていればいいかを考えるのです。「絶対に外に出て共働きをしたくない」それを通せるだけの収入を作る必要があります。僕の場合は最初は月に3万稼ぐことから始めました。いきなり稼げるわけでもないので、それまでのあいだは妻に協力してもらっていました。それから少しずつ収入を上げていき月に10万稼げるようになった頃には、実績もかなり積み重ねられていて、高額の案件を依頼されるようにもなりました。事業というのは自分がやれることからまずは小さく始めるのが良いだろうと考えています。小さなひと記事は後々大きな仕事につながっていきます。一冊の本を読むというのはお金にはならないかもしれません。ですが、そこで得た知識がやろうとしていることに結び付きさえすれば、いずれは仕事に生かすことができます。僕は本にこれまで何十万もかけて投資してきました。お金のことからプログラミング、マーケティング、ブランディング、睡眠について、発達障害について、女性の生理について、盆栽を本格的に事業にするためにも本を買って勉強しました。誰に習うわけでもなく全て独学なのでとにかくお金がかかります。ですが、投資しただけのお金を全て返上できるだけの収入を稼げるようになりました。その結果として言えるのは、プログラマーが個人事業主として事業を作っていくには、自己投資が必要であり、その投資額を返上できるだけの収入を作り出すには、それ相当の時間も必要。つまり時間も投資しなければいけないということです。これはかなり大事なことなのです。

SNSマーケディングだろうと、YouTubeやブログだろうと、絵描きでも音楽家でもなんでもいいですが、とにかくお金と時間を自己投資すること。そしてちゃんとクライアントに向けて自分を発信することです。この発信というのはSNSで発信するだけではありません。ちゃんと自分から提案をし続けるのです。「自分はこんなことができます」ということをダイレクトに届けることでクライアントとのつながりが生まれます。いつか誰かが見出してくれるだろうと考えないことです。それではいつになっても仕事に結びつきません。仕事は自分で取りに行きましょう。自分がやりたい仕事があるのであれば、その仕事の条件に見合うだけのスキルを身に付けましょう。事業計画なんてあるようで存在しないものかもしれません。とにかく熱量を持って勉強に取り組む、仕事をとりに行く。この姿勢で僕は少しずつ事業を拡大しています。


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