
ソースコードを大事にするプログラマー
プログラマーやエンジニアがなんでアフィリエイトだのグーグルアドセンスだのを頼りに生計を立てるようになっているのかを考えてみた。きっとその理由はいくつかあって、
1、プログラマーとしての仕事がない
2、興味本位
3、発信源を作って、自分のコンテンツを売るため
4、集客目的で、問い合わせを増やすため
5、なんとなく
といったところだろうと思うのだけれども、ほとんどの情報っていうのは、初心者や中級者向けのものが多くて、実際にその人がどんなものが作れるのかを示すものがあまりないように感じていて、プログラマーの価値というのは、一番よく現れるのは、その人の書くコードなんじゃないかということを思っていたのです。
もしくはコンテンツのアイディアだってそうかもしれない。やっぱり作られていくものに、その人の価値があって、それは情報などの「モノ」ではなくて、その人のソースコードや開発されていくモノに触れたときに感じる体験なんじゃないかなぁという気がしてきている。それはコードを書けば書くほどそう感じるようになっている。
つまり、プログラマーとしては、どんどんコードを書いて、それを自分の資産として残していって、書き溜められたソースコードを使って解説したり、テンプレートとしてサブスクビジネスを展開していくのが、スムーズなプログラマーの個人的なビジネスの進め方なんじゃないかなぁ、どうだろう。
そもそも仕事がないプログラマーには、何かしらの原因があって、それは顧客のことをちゃんと考えられていないことが原因かもしれないし、自分の知識とか技術をただ初心者に向けてひけらかすようなことばかりをしていたって、そりゃ物好きしか集まってこない。とはいえ、プログラマーは物好きな仕事でもあるのだろうけれど、物好きな人が集まる環境ってものすごく楽しそうな気がする。それぞれが好きなこと、得意なことをやっていて、誰ともぶつかり合うことなく、その時々でうまくつながりができるソースを結びつけていけば、それでビジネスが成り立てば、おもしろいだろうなぁと思う。
でも仕事だとばかり意識してしまうと、そうもいかないし、やっぱりプログラマーとしてちゃんと顧客の求めているものを作らなきゃいけない。そもそも顧客が何なのかを考えなきゃいけない。
コードに関する知識のない企業なのか、知識のある企業なのか。プログラマーなのか、素人なのか。そんな対象をはっきりさせないと、なにをやっても結果は同じになってしまう。ゼロか、少しだけフォロワーが増えるくらいなもの。
プログラマーはこうあれみたいなことは別に決めなくてもいいと思うけれど、僕はプログラマーとしては、ソースコードを大事にできればいいなぁと思う。そこに知識も技術も個性も全部注ぎ込まれることになるのだしね。
プログラマー 甲斐義崇