コンテンツは私物化してはいけないの?

コンテンツを私物化してはいけないという人がいる。映画のような大勢の人たちが集まって製作するものなどは特に、出資者(スポンサー)などの気持ちを汲み取ったり、ファンなどの期待に応えられるものでなければならない。そのどの人の気持ちも逆らわないようなものを作ろうと、映画監督並びにスタッフ全員が同じ気持ちで、作業に取り組むことになるのだと思うのです。ですが、その中にもほんのちょっとだけ、原作者の気持ちというものは含まれていたって良いはずで、どんなファンから愛され続ける作品も、原作者だからこその遊び心が盛り込まれていたりもするものです。僕がそう感じるものというと、宮崎駿監督、庵野秀明監督の作品なんかは特にファンも気付きにくいような私物化している部分がこっそりと盛り込まれているものがあります。両者は同じ会社で作業を共にしたことをあるほどの、師弟関係が結ばれていますが、どちらも「変わり者」と言われるほど、こだわりがあるにも関わらず、やはり周囲の人の意見などもちゃんと取り入れる努力をしています。そうでないと、ファンを楽しませることなど出来はしないということは分かっている。でも、やっぱり自分のファンのひとりとして、主人公や他のキャラクターがどのようなストーリーを展開していくのかというのはワクワクしながら、話を広げているんじゃないかなぁと思うのです。でなければ、あんなにおもしろい作品が作られるわけがないですから。

ビジネス関連の情報の中で、「こうした方が良いよ」というアドバイスを発信しているものはたくさんあります。ですが、私物化についてのことはほとんど書かれていません。その多くは、顧客についての分析を行い、顧客の需要を満たすために、ビジネスを進めていくというようなことが書かれてあることがほとんどです。そのようなビジネス関連の情報ばかりを集めてしまっている現代人の特徴として、スマホ依存が考えられます。スマホはたしかにわたしたちの生活を、より豊かなものに変えたのでしょう。しかし、そのせいで「自分の頭で考える」とか「自由な発想」というものがどんどん弱まってきている気もします。本当に便利な世の中というのは、こんなにも正解ばかりで溢れた世の中だったのでしょうか。いや、それは正解だという認識を多くの人たちが思い描いているのだとしても、それは誰かの意見にしかすぎず、わたしたちひとりひとりの考えというのは、もっといろんなことが考えられるはずだったのです。その可能性というのは、自分で気づかないことには上手く見出すこともできません。ではどうすれば良いのか。そんなことはもうきっとあなたもわかっているはずです。そもそも、スマホなんて使わなくても、何が楽しくて、おもしろくて、ワクワクするのかなんて、人それぞれにあるはずなのですから。

今日も、このブログを見にきてくれてありがとうございます。情報に踊らされないように。このはなしだって、それほど役には立たないかもしれないのですから。

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