ことばのはなし。

普段使うことばと、仕事で使うときのことばは、いつも違っている。本当は普段使っていることばの方が、伝わりやすいと思うんだけど、「相手を敬う」だったり、「尊敬する」だったりを大事にしながらはなすというのは、本当の自分でいられない瞬間を作ることだったりする。あえてそんな瞬間を使うことで、相手を敬ったり、尊敬の念を届けるということで、相手にとって感謝されるようなことがあるのならば、ぜひ使わせてもらおうと思うのだが、そうではなく相手に感謝されるというわけではなく、ただの社交辞令的なやりとりだけなやりとりなのであれば、あまりおもしろくはないなぁと感じてしまうだろう。仕事を通じて、そういう会話のやり取りはよく起こる。「させて頂きます」とか「お願い致します」なんて言い方を普段はそう多くは使わないし、英語なら「please」で済ませるところを日本では、あらゆる語呂を並べて、自分の血持ちを丁寧に伝えようとする文化がある。それはおもてなしの文化でもあると思うけれど、「おもてなし」の意味からして、「もてなす」という意味と「表裏なし」という意味も含まれていると思うんだよなぁ。もしくは「表なし」。であれば、あまり相手のことを気遣って、難しい言葉遣いをしなくてもいいんじゃないかなとも思うんだけど、どうだろう。

「ここ。」では、普段考えていることをそのままに出していることがほとんどで、思ってもいないような嘘を書いたりもしなければ、つながりを持つ人との関係性も、ありのまま、浅くも深くも関係なく、こちらの言いまわし、ことばの使い方でつながらせてもらった人とのつながりをそのままに表現している。それは言葉の集まりによってなされていたり、絵を通して表現することもある。きっとそういう表現の使い方って、日本だけでなく、どこの国でもやっていることなんだろう。ただ言葉の意味がわからないだけで、外の国にも日本と同じような「おもてなし」的ななにかは含まれていることってたくさんあると思うんだよね。つまり、「おもてなし」の心はどこの国にもあって、だからオリンピックなんかで、負けて泣いた選手を、国籍の違う選手同士で慰め合っている場面を見かけたりもするんだと思うな。そういう光景は好きだなぁと思う。


今日も「ここ。」に来てくれてありがとうございます。ことばを使う仕事を受け取るのなら、できるだけありのままの自分らしいことばを使いたいな。


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