「より多く」をやめて「より少なく」をはじめる

 仕事が欲しいとか、もっと稼ぎたいからという理由でなんでもできるようになってしまおうと考えれば、かえって時間が足りなくなってしまったり、集中力が分散されてしまって、大した利益を上げられなくなってしまう。ストレス量だって増えてしまうものです。プログラミングをはじめて数年経ちますが、いまだやりたいと思える開発は山ほどあります。ですが、自分が使える時間というものには限りがあります。誰にとってもそうだと思います。できるだけ自由に働きたい。時間を大事にしたい。特に家族との時間は自分にとっても大切な部分です。仕事で忙しいからなんて理由で、子どもの話をまともに聞けないなんてことにはなってはいけないと考えているし、外で仕事をすることによって愛犬と過ごす時間を削ってしまうのも、僕にとっては堪えきれないのです。だからフリーランスという働き方を選択し、かなり多くの断捨離をしてきたという自覚はあります。それでもまだまだやるべきことを減らすべきだという気がするのです。

 「より多く」のことを学びたい。プログラミング関連で言えば、僕はソフトウェアの開発およびDevOpsの構築ができるように日々勉強を続けています。そのため、データ分析やAI開発といった分野にはあまり手を出さないようにしているのです。Pythonを使えばその分野にも簡単に手を出すことはできます。しかし、将来的に考えると、今の子どもたちが多くの仕事を取り合い競争率を高めていくことになるのは目に見えています。わざわざそこに飛び込む若さはもうありません(笑)なので、競争率がそれほど高くならない分野の勉強を続けることにしたのです。とはいえソフトウェアの開発(特にバックエンド)だけでは競争率は高まることが予想できるので、付加価値としてDevOpsの構築を加えることにしたのです。時代はインフラをクラウドで構築するように変化しています。ですが、まだまだその分野に長けたプログラマー、エンジニアは多くはないでしょう。それだけ専門性を高めるのじは時間を要するからです。だからこそ今始めるべきだと考え、それ以外のことには時間を使わないようにしようというトレードオフを決行したのです。これがプログラミング事業に関するトレードオフの人るです。

 次に事業を複数持つべきなのかどうかという検討は常に行なっていて、現状バックエンドデベロッパーとウェブライター、盆栽業を営んでいるわけですが、ウェブライターの収益化が一番に進んでいるので、現状はウェブライターに集中しているところです。ですが、バリュー投資において会社株を保持する以上に、国積を持つことの方を重要視するケースもあるというのと同じように、個人事業もひとつの手段でポートフォリオを固めるべきではないと考えています。同時に「より多く」ではなく「より少なく」を決めるためには、事業の将来性と収益性を見極める必要があります。僕はPythonを言語ランキングで上位にランクアップしているから使うようになったのではなく、言語の汎用性や使いやすさを考慮して選択したのです。市場の価値変動に左右されてもダメだということです。そのコンテンツやプラットフォームが本来持っているものを、いかにコストを低く取り入れることができるか。その判断結果がPythonを使うこと、そしてAWSを選択することに至ったのです。

 メインの事業としてバックエンドデベロッパーとウェブライターを続けているわけですが、このふたつは共通して今の収益化を目指すものになります。では将来的な収益化はどうするのかを考たときに、「投資」を選ぼうと思いました。ですが、僕はまず会社株や国債などは一旦無視して、盆栽に投資をはじめたのです。なぜ盆栽を選んだのか。単純な理由なのですが、僕は子どもの頃から木を見るのが好きでした。母の実家が農家であり、自然に触れ合う機会が子どもの頃から多かったことも影響していると思います。木を眺めることが好きだったの、いっそのこと盆栽を事業化してしまえば、同時に節税対策にも使えるわけで、一石二鳥だったのです。そういう考えを持って盆栽業を3つ目の事業に選びました。そして今現在取り組みはじめているのが、会社株や国債への投資です。これは事業というよりは、家族のための将来の資産づくりといった感じで考えているので、急いで進めようとは思っていませんが、それでも少しずつやっておかないと時間は過ぎてしまうので、水面下で進めていくつもりでいます。

 これだけのことを同時進行でやるというのは、不効率になってしまいます。ですが、ウェブライターとしてそれらの知識や技術を活用することができるのであれば、また意味は変わってきます。プログラミング、盆栽、会社株や国債への投資に関する知識や技術は、ウェブライターとして活用することができるのです。それ手に負えないがライターと強みとなっています。つまり、ウェブライターは僕の中心事業として強く残り続けることになるでしょう。しかし、ウェブライターだけの勉強では、今のような働き方を実現することは難しかったはずです。やはり無収益であっても他分野の勉強はやっておくべきで、とはいっても「より多く」は避け、本当に好奇心を掻き立てるものを「より少なく」選択していくことが重要だと考えるのです。日本人はもっと多くのことをとか、広く浅く求めることが多いのですが、それでは継続的な成長を期待することはできません。他国の成長を見ればはっきりと分かってしまえるはずです。より高い成長を期待するのであれば、「より少なく」探究心を燃やし、追求し続けなくてはいけないのです。

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